DIGLE MAGAZINE編集部とセレクターのリコメンド楽曲を集めたプレイリスト『DIGLE SOUND』。プレイリストでは、新進気鋭のアーティストから言わずと知れたトップアーティストまで、国内外のさまざまな最新曲を厳選してお届け。毎週月曜日に国内アーティスト、第二週&第四週の金曜日に国外アーティストの楽曲を更新中。その中から一部のオススメ曲をコメント付きで紹介します。
Weekly Playlist『Best New Music: DIGLE SOUND』
プレイリストはSpotifyとApple Musicで配信中!今週のカバーアーティストはtiger bae。また、『DIGLE SOUND』の紹介ページができたので、こちらも合わせて、ぜひチェックしてみてください◎
今週のDIGLE SOUND、国内の注目曲
Maoセレクト:tiger bae「White highlights」
シンセポップ・バンドtiger baeがスモーキーな仄暗さの中にロマンティックな煌めきを宿すインディダンス・ナンバーをリリース。淡く浮かび上がる叙情的な響きの重なりにどこか物憂げな歌声が優しく寄り添い、幻想的でミステリアスなサウンドスケープを描いている。
Asahiセレクト:voquote & Sagiri Sól「RIGHT TRACK (feat. Kingo)」
voquoteが新たにリリースした楽曲。客演にSagiri SólとKingoを迎えており、UKガラージテイストな疾走感溢れるダンスチューンとなっています。
Ishimaruセレクト:冥丁「立春」
トラックメイカー・冥丁の最新作は四季をテーマにしたピアノアンビエント。これまでに発表してきた"古風"シリーズは”失われた日本のムード"をテーマにしたコンセプチャルなものだったのに対し、今作はシンプルに心地よさを楽しめる快作に。日本茶を飲みながらゆっくり聴きたい。
Mizuki Saigoセレクト:FULL OF LOVE「FULL OF LOVE」
小山田壮平、山内彰馬、ラキタ等、多数のミュージシャンが参加する新バンド、FULL OF LOVEの1st EPがリリース。 固定メンバーのいない、“バラナシ発沖縄経由アンドロメダ行きミュージックロケット”と自らを冠するFULL OF LOVEが巻き起こす、愛に溢れた、ハッピーでヒッピーな旋風に注目あれ。
今週のDIGLE SOUND、国外の注目曲
竹田ダニエルセレクト:SUMIN 「Best Friend (feat.Woo)」
K R&Bの申し子、SUMINちゃんの新曲!不穏な雰囲気とバキバキなサウンド、ぐらぐらバウンスするビートが天才すぎる!K-popシーンでプロデューサーとして引っ張りだこな中、ソロ曲もどんどん出して、MV作品もアート性を毎回発揮してセルフイメージを更新している点もリスペクト。自分の声の良さを引き出す能力、そして「今までにないサウンド」を作り続けてる!
Lisaセレクト:adu Heart「Freedom」
メルボルンを拠点に活動するシンガーソングライター、プロデューサーのMemphis LKが新曲「Too Much Fun」をリリース。ドリーミーなリリックと駆け抜けるようなスピード感が心地良い1曲、PlanetRaveプレイリストに楽曲が選出されるなど世界から注目を集めるMemphis LK。夏フェスへの出演、EPのリリース、コラボレーション、2023年の彼女の活躍から目が離せない!
Akariセレクト:OHELEN「Flow」
独創的な世界観をもつ韓国の女性シンガーソングライター、OHELEN(オヘレン)が1月20日にリリースしたEP『MOVEMENT』収録曲。一人のつぶやきが気づけば大勢の声となって、次第に世の中に大きな影響をもたらすうねりとなる。終始不穏な雰囲気なのだが、最後に訪れるほんの少しの静かな時間は、作品のエンディング「Pass」へと向かう前に落ち着きを与えてくれる。ぜひ、3曲通しで聴いてみてほしい。
Takashiセレクト:Blossom Caldarone 「I Still Love Him」
Rex Orange Countyに次ぐロンドンの”ポップマエストロ”、Blossom Caldaroneが新作EP『Maybe In Love (Maybe Not)』からの1曲。優雅で流れるようなメロディーと、甘美でソウルフルな歌声の素晴らしいハーモニー。50〜60年代の古き良きレトロ・ポップを踏襲しつつ、現代のインディー・ポップやベッドルーム・ポップの質感も織り交ぜた美しい響き。弦楽器の優美なストリングスや管楽器を用いた鮮やかなアレンジなども魅力的だ。
Maoセレクト:slowthai「Selfish」
英国ノーサンプトン出身のラッパー、slowthaiが3月3日にニューアルバム『UGLY』を〈Method Records〉からリリースすることが決定し、アルバム収録曲である「Selfish」をリリース。グランジロックの影響を受けた本曲は、他人からの期待を捨て、自分にとってより良い人生を歩むことを歌ったパンク・トラック。感情を爆発させたslowthaiのアルバムのリリースが今から待ち遠しくなる一曲だ。